ハンス・フンメル(Hans Hummel)は、本名ヨハン・ヴィルヘルム・ベンツ(Johann Wilhelm Bentz、ハンスはヨハンの愛称です)。1797年生まれの生粋のハンブルク人で、Grossen Drehbahn36番地に住み、1854年に亡くなる。彼(Hummel)の職業は水運び。職業的にはかなり低く見られていたようで子供達も彼の事をからかって「フンメル、フンメル」と声をかけてました。重い水桶を担いで忙しいハンスは「モアス、モアス!(方言でお尻という意味だそうです。要するにスラングですね)」とだけ答え子供達に言い返したのですがそんな事では子供達は怯みませんよね。こんなやりとりが、いつのまにかハンブルク特有の挨拶にまでなったのです。

2004年の3月にハンブルクに訪れた時、街中はハンスの像が100体以上飾られており、彼の像を写真に納めようとする市民や観光客が一杯でした。








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